コロナ対策会議と施設利用制限について

大潟村では、管轄保健所管内でのクラスター発生により12月下旬から1月11日まで村内公共施設の利用を制限しました。

また、1月11日以降は、新たに2月7日までの約4週間、利用時間の短縮、村民のみの利用に制限するなどの新たな対策を行いました。

個人的には、年末の施設閉鎖は学校行事、部活動なども中止となってしまい残念ではありましたが、地域でのクラスター発生を受けて迅速な対応ができており良かったと感じています。(但し、金曜日に決定し、村内へのチラシ配布が月曜日という危機感のないお役所仕事はどうなの…という点はありますが)

ただ、1月に行った新たな2月までの対策は、首都圏などで緊急事態宣言が出たことや、県内でも散発的に感染者が出ている状況ではあるものの、クラスターからの感染拡大は収まっていたので一旦解除すべきだったのではないか。一部制限を続けるより、一旦解除し、また地域内での市中感染が増えた時点で完全閉鎖するなどのメリハリがある方がよかったのではないか、と考えています。

しかしながら、その点については、まだ県内を含めて完全に収まっていないので、そのリスクの判断と対策の考え方に差が出るのはやむを得ないとは思っています。

ただ、大きく問題に感じているのは制限期間と制限を決める会議のタイミングです。

今回、最初の施設閉鎖の期間が1月11日迄でしたが、1月12日以降の施設利用などに関して、一旦施設閉鎖が終了した1月12日に会議をして決定し、1月13日に全戸配布での案内をしています。

これでは、制限終了翌日の会議を行うまでの間は自由に使えることになり感染対策の継続性に問題が生じますし、また村民としても制限がどうなるのかわからず、制限期間終了以降の予定を立てることが難しくなります。

確かに一旦対策を行った日までの対策の効果を確認した上で次の対策を決める、と言う方法もあるでしょうが、今の村の状況で言えば、(東京などと異なり)対策による効果を確認できるほどの感染者の変動がこの対策であるとは思えず、それであれば、村民の利便性などを考えて早めに結論を出した方がいいのではないかと思うのです。

そのため、村当局と話し合う全員協議会の場でも、次回2月7日までの制限に関しては、2月8日以降の対策について前の週には会議を開いて決められないか、と言う話を村側に伝えたのですが、残念ながら2月8日に会議をして2月8日からの対応を決める、の一点張りでした。

残念です。。。

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