本日、自分を含めて7名の一般質問を終えて気になったことを1つ。
村側の回答がほとんど「国や県の事業・補助金ありき」。
村長は「国の補助事業を受けるためには…」、「国の補助の要件が決まってないので…」から始まる回答を多用します。
確かに小さな村で独自の財源には限りがあります。
しかし、だからと言って国の補助金がもらえることだけやっていては独自性もあったもんじゃありませんし、そもそも国の事業にあって作るものが村民が求めるものなのか、と言う状況です。
補助事業を使うことが悪いとはいいませんが、村としては●●と言う事業をやる!というのが最初にあり、そこに使える国の事業があるから使う、と言うスタンスじゃなければ…。
これから日本はどんどん人口も減っていきます。
その中で、産業振興、移住定住促進などを行いながら、村を存続させていくためには、言い方は悪いですがパイの奪い合いなわけで、自分たちで考えて独自の振興策を考えて行くしかないと思いますが、そこの考え方が少し欠けているように感じました。
この点は、今回の質問の内容に限らず、様々な村の事業でも気を付けて行かないといけない部分だと思いますので、今後もしっかりと見ていきたいと思います。

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