村議選に立候補した経緯

今回、2020年8月18日告示、23日投票の秋田県大潟村議会議員一般選挙に立候補しました。

最初に周囲から出ないか、と言う話を頂いたのが7月上旬、その後色々と考えて立候補を決めたのが7月半ばでしたが、立候補を決めたものの公職選挙法上、告示前後問わずチラシなどの配布ができません。
(印刷物として掲示・配布できるのは、告示後にポスター、ハガキ800枚、選挙公報のみ)

告示前はネットに書くこともグレーな感じなので、今のタイミングとなりましたが、立候補の経緯や、今後取り組みたいことなどをここに書かせて頂きます。

立候補の直接のきっかけは、村議選に出る若手がおらず、誰か出る人がいないか、出てくれないか、と言うお話を頂いたことです。

ただ、それまでの自分と言えば、米作りや米のネット販売の方に注力しており、申し訳ないのですが、村の中での活動と言えば、子供の関係で、子ども会の役員をやったり成り手のいないPTA会長を引き受けた程度です。

従って、とても積極的に村のために何か…と言う活動をしてはいませんでした。
ただ一方で、議員を目指すことは考えてはいませんでしたが、村政や村づくりには少しではありますが、関心はありました。

大潟村は人口3000人程度の小さな村です。平成の大合併でも合併せず単独で残ることを決めました。
小さな村ですので、一人ひとりの村民がもっと積極的に村のことを考えて行かないとこの先も生き残ってはいけないとは感じていました。…でも、自分は何もしていませんでした。

そのような中で、「議員を目指してみないか」と言うお話を頂き、できれば他にもっと若い人や女性など多様な価値観の人が議員になってくれればいいな、と言う思いがありましたが、なかなか見つからないとのことでした。

近年、他の地方議会でも問題となっていますが、議員の成り手がいない、と言う状況が大潟村にも起こっていたのです。

大潟村は他の自治体よりは若い世代が多く、村づくりに関心があったり、能力のある若者もいるとは思うのですが、現役世代ゆえに仕事や子育てなどで多忙を極めてなかなか議員になってみようと思える環境ではないようでした。

また、当地特有の以前の農業政策などによる対立軸を中心としたしがらみなども、議員を目指したところで、様々なしがらみの中でなかなか思うように議員活動をできないのではないか、と言う思いもあってなかなか若い議員の成り手がいなかったのだと思います。

それであれば、自分が選挙に出て議員になることで、
「黒瀬ができるなら俺なんて楽勝でできるでしょ」と思ってもらいたい
議員活動の様子をできる限り伝えることで、関心を持ってもらったり、やってみてもいいかな、と思ってもらいたい
今までのしがらみのない活動をすることで時代が変わったんだな、と感じてもらいたい
と言うことで、今回立候補することとしました。

自分としては、4年後、8年後に村に関心を持つ若い世代が多く村議選に出てくれることになればいいな、と期待しています。
なお、若い世代を出したいというのは、「自分と同じ政策の若手を囲って派閥を作ろう」ではなく、様々な意見を持つ人が出てきて欲しく、自分と真逆の政策・方向性であって構わないと思っています。

そして、そんなことを望んだ結果、4年後に若い世代と自分がガチンコで選挙をして自分が負ける、というのが、自分の議員を目指し、そして議員活動を頑張った最高のオチではないかと考えています(笑)。

最後は余談となりましたが、今回の村議選への立候補を決めたのはこのような経緯です。

議員としてやりたいこと(活動方針や目標)と言う点は、別の記事で書きたいと思います。

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